捨てて後悔したものランキング
これまでの人生で捨てて後悔したものをランキング形式で紹介したい。
捨てて後悔したものランキング
5位 新品のブーツの片方
もともと片付けが苦手だ。
引っ越しの直前、ボロボロになった黒いブーツと、デザインはほぼ同じ新品のブーツの片方ずつを組み合わせて捨ててしまった。
引っ越し後、当然両方ゴミになってしまい捨てた。
新品だぞ!!
4位 スラムダンク全巻
「捨てた」というより「売った」が正しい。
実家暮らしの際、片付け以前に物が多すぎる。漫画などせめて1/3は処分しろと言われ、事実片付けられてないのでやむなくリストラした中にスラムダンク全巻があった。
もう十分読んだしなと思って。
しかし、あれって時々無性に読みたくなるんですよね…
結局古本屋で徐々に買い足してその後全巻揃えた。
それから数年後、実家が引っ越すことになった。
ここでもいくらか物をリストラする必要があった。
その中でまた、スラムダンク全巻が対象になった。
もう十分読んだしなと思って。
しかし、あれって時々無性に読みたくなるんですよね…
結局古本屋で徐々に買い足してその後全巻揃えた。
そして今度は経済的な余裕がなかった時に何でも売れる物売ろうってスラムダンク全巻も売った。
もう十分読んだしなと思って。
しかし、あれって時々無性に読みたくなるんですよね…
結局古本屋で徐々に買い足してその後全巻揃えた。
こんな感じでスラムダンクを全巻売って全巻揃えるのを3回繰り返した。
今は全巻ない状態だ。また売った。
今はTSUTAYAで漫画のレンタルがあるからいいですね。
では後悔してないじゃないかと思うかもしれないが、徐々に買い足す度に「私は一体何をしてるんだ…」と小さい後悔をしまくったので、トータルでの後悔度は高い。
3位 Nexus7の純正ケーブル
Nexus7が流行ってる頃にNexus7を買った。
そして長い間放置しているうちに、完全放電してしまった。
いろいろなサイトに書いてある完全放電の対策には「純正ケーブルで」と書いてあるが、「ケーブルなんて規格があってれば同じでしょ」と普通のmicroUSBのケーブルで試した。
しかし、何をしてもうまくいかないのだ。
電源と音量ボタン同時押しとか、本体をパカッとあけて一箇所挿し直したりもしたが、本体が熱くなるばかりで画面はうんともすんともいわない。
どうやら、Nexus7の純正ケーブルは普通のmicroUSBケーブルと少し違うらしい。
microUSBのコネクタ内の真ん中の金属部分がないとかで。
しかし、純正ケーブルを買う気にもなれない。
買ってそれでも動かなかった時の事を考えると、純正ケーブルってビミョーに高い。
そうしてうんともすんとも言わないNexus7をどうしようと思っている。
ここで、2位と3位の間にはかなり大きな隔たりがあることを宣言しておきます。
2位 デザイナーの名前を失念して全く情報が見つからないセクシーな女の子の絵のシール
中学〜高校生の頃、たしかヴィレヴァンみたいな店で見つけてハマって集めていたのだ。
目が大きなつり目で唇厚めのちょっとセクシーな服を着た女の子のかわいいシール。
線画っぽいやつ。
シールと言っても内側のフィルムを剥がしてこすりつけてから外側のフィルムを剥がして貼るやつだったと思う。
当時はそういうシールが多かった。
学校で使うあらゆるファイルに貼っていた。
特にアフロヘアの女の子が泡風呂に入っているやつが印象的だった。
しかし、使っていたファイルそのものか劣化するときに、その貼ってあったシールも捨てた。これは仕方ないとは思う。
しかし、今でもあのデザインは大好きなのだ。また欲しい。
あのデザイナーがまだやっているならぜひ商品が欲しいのだが、全然検索にひっかかってこない。手がかりが少なすぎる。
二度と手に入らないものの後悔はでかい。
1位 mc Sister
私が小学校5年生〜中学2年生頃まで愛読していた雑誌だ。今は休刊している(事実上廃刊)。
私にオシャレというものがあることを教えてくれた雑誌だ。載っている服は小学生〜中学生のお小遣いでは高かったので、必死に安いブランドで似ている服を探しまくった。
当時は丸一日ショッピングモールを歩き回って試着しまくってと熱心なものだった。
今は服買うのめんどくさい。必要だから買ってる。おしゃれな方がいいけど必死ではない。
載っているファッションも素敵だったがモデルさんも魅力的で、私はボーイッシュな成松阿留奈さんになりたかったし、甘い雰囲気の千葉アリサちゃんも好きだった。
当時人気絶頂の吉川ひなのちゃんもたまに出ていた。
時にはおねえさん的位置付けで先輩モデルのはなちゃん(関係ないがタイカレーにそうめんが合うことを提唱した最初の人だと思う)が出たり後期には今や女優として大活躍の杏さんも居た。
当時は読者モデルはゼロではないものの、髪型の特集だけとか座談会的なコーナーに出ているだけで、シスターモデルという専属モデルが主に誌面を飾っていた。
それがなんともかっこいいのだ。
当時はコギャルが全盛期だったのである意味浮いていたくらいだと思うが、ベーシックで「地味かわいい」服やトラッドでかっこいい着こなしをさらっとこなしていて、いつまででも眺めていたいと思ったものだ。
最初に買った号からずっと買いだめてベッド下収納に保管していた。とはいえ根が雑なのでキレイに保管していたわけではない。
しかし例によって全然片付けが出来ない私は「片付けい!」と親に言われ、やはり物多すぎ問題に直面した。
仕方ない、雑誌はいつまでもとっておけないしな…と捨てたのだが、せめてと思ってお気に入りの写真を切り抜いてコラージュしてから捨てた。
自作のコラージュをしばらく壁に貼っていたのだが、残念な事に私の編集能力が全く力及ばず、めちゃくちゃダサいコラージュだったので捨ててしまった。
その後、mc Sisterのことを思い出すことは長いことなかった。
実はmc Sisterは途中から雑誌の形態が背表紙がちょっとある状態から週刊誌によくあるタイプの形態に変わってしまって、その時からすでに「なんか違う」と思いはじめていた。なんか安っぽく感じた。
こっちのmc Sisterに対するテンションが捨てた時には少し下がっていたのだ。
そして程なく大手デパートの子供服売り場で「mc Sister」というロゴが入っただけの正直ダサい白Tシャツが売られ始め、「mc Sisterが魂を売ってしまった」と思ったころ、mc Sisterは廃刊してしまった。
捨てたのを後悔したのは割と最近の話だ。
2~3年前にどこかのまとめサイトで「mc Sister読んでた人」みたいなものがあったので、見た。
ただ私はmc Sister終焉の頃に読んでいたものの、歴史が長い雑誌なので、あのまとめの中の人の世代はまちまちだったかと思う。
ちょうど私世代の写真は少ないか、なかったと思う。
しかし確実にそれに影響され、「そういえば成松阿留奈さんカッコよかったなあ。また見たい。」と思って画像を検索をしたのだ。
しかし、全然ないのだ。mc Sisterの頃のボーイッシュでカッコいい成松阿留奈さんの写真が。
あるのは大人になってからのロングヘア美女の阿留奈さんの写真。
ロングヘア美女もいいんだけど、私はあの頃のショートヘアでボーイッシュな彼女の写真をたくさん見たかった。
ないのかあ…
もう手に入らない、あの頃のmc Sister。
確かに捨てた時にはトキメキはなくなっていた。
そしてあの時捨てなくてもきっと引っ越しの時などに捨てていただろう。
しかしあの雑誌は私のファッションという物を見る目を育ててくれた大事な雑誌でもあった。
モデルさんを見て「素敵だ、こうありたい」と思えた事も思春期の自分には宝だった。
ある意味青春だった。
青春を捨てると後悔は大きい。
捨てて後悔してるものランキング、ダントツ一位でmc Sisterだ。
しんみりしてしまったので、次回は「捨てなくてよかったもの」について書きたい。
ランキングにするかどうかは未定です。