朝、布団の中で

月曜日の朝のダルくて憂鬱な気分で起きて思った事を布団の中で書いてみる。馬上、枕上、厠上の三上の一つだからきっと良い文章が書ける。出勤の支度があるから時間に制限がある。使えて15分。制限はあってもいい。私は文字数に制限がある文章コンテストが好きだ。3倍くらいの文章を書いて文字数オーバーした分刈り取る時の気持ちよさは多分羊の毛をバリカンで刈る時もこんな気分なんじゃないかと思うような気持ちよさがある。一番最初に「私は」とか「ではないかと」みたいな(みんなは違うかもしれないけど)とか(確実ではないが)みたいな言い訳的な物が消えていく。言い訳の多い自分に気づく。そういう気づきがあった。

今年Web記事やブログ記事をたくさん書いてきた。それで一円でも稼いだわけではないので完全に趣味である。私は自分の日常の行動も記事の企画もやりたくなってやってみてから「なんで私はそうしたんだろう」と振り返って考える事が多い。行動の段階で考えなさすぎでもある。今年なんでWeb記事を書いてきたのか。答えは仕事に対する反動だ。会社では毎日生産性の向上を考えながら仕事をしている。やりがいはある。今までやってきた事がそもそも要るのか要らないのか根幹の部分の疑問も持ちつつ、枝葉でも重箱の隅をつつくように無駄をなくしてきた。無駄をなくしている。毎日毎日無駄をなくす、生産性生産性生産性…少し狂って来ている自分を感じた。そんな折にShortNoteのコンテストがあった。103文字で書く地味な日常のハイライトを競う地味杯というものだ。日常地味だし、103文字ならいけんるじゃないかと思ってたくさん応募したところ佳作をいただけた。この時生産性の反対にある面白い事に気づいた。じゃあ文章を書く事を仕事にしたら面白いじゃん、Webライターを生業にしたい!とはならなかった。仕事の生産性の向上は面白くはある。そしてめいっぱい仕事を真面目にやりつつ、少し開放された時に面白そうな事の種が出てくる事が多い気がする。暇でプライベートの遊びが充実している時のが思いつきは少ない気がする。この趣味を続けるには普通に働いていた方がいい。私はそうでないとできない。

そんな仕事も契約の都合上なくなりそうだから必死の転職活動を年明けにする。これはどっちだろうか?ギュンギュンに必死でやるから開放された時に何か思い浮かぶかもしれないが、普段の仕事に加え新しい事をしてもいるので頭の中が忙しく何も思いつかないかもしれない。仕事ありきの趣味のためにも仕事を早く見つけたい。

 

ここで、25分経ってることに気づいた。遅刻してしまうのでこれまで…