細菌感染元年に思うこと
インターネットは動画元年だそうですね。(昨年)
私はといえばバラエティ番組チックなごちゃごちゃした音声を聞くのがちょっと耳にうるさいので、YouTuber的なものは特に気に入っている動画しか見ていません。具体的にはオモコロチャンネルしか見ていません。
さて、世間は動画だ動画だと動画元年なのですが、私にとって2019年は細菌感染元年であり、率直に言って最悪です。大厄の昨年はどっちかというとハッピーでラブアンドピースな年だったのに後厄でこれか。油断ならんな。
最初は確か1月だったか。ノオト社主催の地味杯2018の佳作に入ったのでウェブメディアびっくりセールに同人誌を貰いにいく、その前々日だったか。ひどくお腹を壊した。胃も痛い。
もともと過敏性腸症候群持ちだからそれだろうなと思いつつ内科に行ったら炎症反応あるぞと言うことで抗生物質を貰った。あとドンペリドンという薬を貰った。「ドンペリだドンペリだ」とウケてしまった。私はこういう本当にしょうもない事で一人でウケていられる体質なので幸せだと思う。他人にはしょうもなすぎてムカつかれているかもしれない。
二回目。2月に高熱を出した。インフルエンザで高熱の中病院に向かい、倒れて打ちどころが悪くて亡くなった人がいるとニュースで知った直後だったので、元気な時なら徒歩3分のところにある病院のためにタクシーを呼んだ。
しかし一方通行などの都合上かタクシーの運転手さんがよくわかってないようで道を大周りにぐるぐるまわった末「あそこがその病院ですけどここまででいいですか?」と言われ徒歩2分かかるところまでしかタクシーが行けず無意味にも程があった。
病院では判定キットで「インフル…かなあ…?」くらいの結果しか出なくてタミフルをもらって帰った。
その翌日40℃出た。一人暮らしで40℃出たことある人はわかると思うが絶望感がすごい。寝ないと治らないけど寝たら死ぬかもしれないと思った。前日と同じ病院で血液検査したら白血球数多いし炎症がバリヤバだと先生は言った。嘘だ。先生はバリヤバとは言っていない。私の脳内ではずっと向井秀徳がバリヤバイと言っていただけだ。バリヤバな状況だったから。先生は単に医学的にとても数値が高い旨伝えてきた。
しかしこれで細菌の感染だとわかったので抗生物質を点滴されて処方もされた。
その後割とすぐ治った。抗生物質はすごいし細菌はバリヤバ。
その後も毎月腸炎だの副鼻腔炎だので抗生物質をもらい続ける日々だった。
腸炎は大事ではないけど大腸憩室炎というやつだろうとの話だった。
副鼻腔炎はアレルギー反応がでるけど何アレルギーかはわからない。
こんなに感染してると「こいつさては不衛生な暮らししてるな?」と思われていそうで嫌だ。
確かに部屋はめちゃくちゃに散らかっているが、身体の清潔と食品の衛生については人より敏感な方だ。大学の時そういうの少しかじったし。
そう思って大学の頃の食品衛生学の授業を思い出してみたら、全然覚えてないことがわかった。シガテラ毒しか覚えてない。しかもシガテラ毒を覚えてるの、家に母が買った「シガテラ」って漫画があったからだ。実質0知識だ。世の実質0円より余程実質0だ。
まあその後菌の培養とかして研究してたから滅菌とか菌を増殖させないとかは日常やれてるんだけど。
しかしなんでこうも覚えてないのだろう。この食品衛生学の授業、なぜか土曜日の一限に開講の必修科目、出席点ありという「なんで地獄になるのが予想できなかったんだ?」という設定だった。
私が通った大学はあまり民度が高くなく、講義室の後ろ半分はずーっと騒いでる連中に占拠されてた。なぜか出席点のない授業でもその連中の半分くらいは来て騒いでいたが、出席点がある授業はフルで来るのだ。やつらは土曜日の必修出席点ありに憤り殊更騒いでいた。
そして食品衛生学の先生は真面目にも奴らを黙らそうと試みていた。授業の1/3くらいそれだった気がする。そうなると私も「うるさいし1/3は説教の土曜日の朝にあるクソ授業」としか思えず、結果シガテラ毒しか憶えていないのかもしれない。
出席点って誰のためのものなんだ?真面目に出席してる人を評価するならそれこそ授業内容を反映したテストを作るのが一番だ。真面目に出席してなお落とすのはそれはそれでもう一回履修した方がいいだろう。
真面目じゃなくても出席はできる。なくなってしまえ出席点など。
細菌感染元年に10年以上前の理不尽を思い出した。
それはそうと細菌ってお祓いでなんとかなりますか?