ジオラマ教室にいきました

11月某日、以前から気になっていた瀬川たかし先生(プロモデラー)のジオラマ教室に行ってきた。「遊歩道のある秋の公園」というテーマで情景模型を作ってきた。

 

ジオラマそのものは2012年に開催された庵野秀明館長の特撮博物館でミニチュア特撮用のジオラマを見てから興味があった。

子供の頃、弟と一緒にウルトラ怪獣を紹介する短いテレビ番組を見ていた事もあり、「ウルトラ怪獣が好き」(好きだが詳しい訳ではないよ)という理由でこの展示を見に行ったのだが、すっかり特撮技術に魅せられてしまった。この展示は3回見に行った。お金があればもっと行っていた。

 

ミニチュアを使った特撮の作り込み(室外機に感動した覚えがある)、ガラス張りのビルの崩れ方を再現する技の開発プロセス、遠近法を使って道路の模型に実際より奥行きがあるように見せる技術など、工夫というものの極致を見た気がした。プロの工夫だ。

私もこういうことやってみたい〜!!と思いながらこの歳まで放置していた。去年くらいから「やりたいことあるならそろそろ手はつけておかないと」という妙な焦りがずっとあり、ジオラマ教室に行ったのはその焦りが起こさせた行動の一つだ。

今回ジオラマ作りを習ってみて、これはハマるわという気持ちになった。凝り性の人間の「凝り」を引き出す趣味だ。

三時間弱でこれが
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こうなるのも


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ものを作るペースとして一番気持ちいいぴったりの時間だと思った。

瀬川先生の教え方が実に楽しくて、かつ褒め上手でもいらっしゃるのでノリノリで作った。

 

後日デジカメで撮った写真がこちら。


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我ながら工作初心者にしては良いと思う。いかがでしょう? 

他の角度
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↑この構図は私のあまり読まれてないネタ記事であるこれを意識している。


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不気味な感じに撮ってみたり。

 

物を作る系の趣味だと一時期アクセサリー作りにハマったことがあるが、アクセサリーは純粋に工作を楽しむというより日常で使う事を目的に作ってたので、純粋に作ることを楽しむジオラマとはだいぶ違う気がする。(そういえば作ったアクセサリー全部なくしたんだよな…写真しか残ってない)

 

こういう何かの用途のためではない工作をした経験といえばオモコロ杯で佳作をいただいたこの記事くらいだ。

このときの工作は見えないところはガムテープバリバリに貼ってあるし一部工作ではなくカメラと反対の手で持ってるだけのところもある。上で書いた特撮博で見た特撮の工夫をかなり意識している。

私には珍しくインスタにまとめてある。

 

こうしてみると今年は7年前の特撮博の感動をもう一度なぞる一年だった。

「やってみたい」を「やってみた」にできたことについては自分に「よくできました」と言いたい。

 

これからもジオラマ教室にはどんどん行きたいし、自分の完全オリジナルのものも作ってみたいと思う。やるぞ!