オモコロのほかほかおにぎりクラブの添削はいいぞ+添削前の記事
前回のブログの最後、覚えていますでしょうか?
本当はこの記事が出来た経緯なんか書こうかと思ったけど野暮なので今はやめておきました。そのうちまあいいかと思って書くかもしれません。
私は忘れました。きれいに忘れた。
それより、この記事は読みましたか?これは気合いも入ってるし、いつもより多めにほめてもらえてルンルンでございます。
さて今回のタイトル通り、この記事はオモコロの有料会員サロン「ほかほかおにぎりクラブ」の「いくらコース」特典として、記事の添削をしていただいたものです。
そう、ドーピングしました。
この度、ドーピング前の記事を載せようと思います。
なぜそんなことをするかというと、元のやつもまあまあ味はあるんじゃない?と思い、捨てるのが惜しい気持ちもあったのと、Twitterで中途半端に「ほかおにの添削さいこ~(^o^)」とか書いてるからドーピングでキマりすぎてると思われるのもまことに遺憾、遺憾の意…ということです。
ほかほかおにぎりクラブに相談したこととその回答
相談内容
まず相談フォームに「何をどうしたいのか」みたいなことを書けるスペースがあったので、私はざっくりいうと「そろそろもう少しくらいウケたい!!!」みたいなことを書きました。恥を知れよ…とお思いかもしれませんが、こういうのはきっと中途半端にもじもじするより単刀直入に聞いた方がぴったりの答えがもらえるのではないかと思いました。
回答(全文掲載はしない)
①送った記事はジャンル的にやや不利(ウケたい場合)
(感想)この根拠が丁寧かつ長文で、オモコロが仕事として長年やってきた中での知見も教えてもらえたのでここだけでもかなり価値がありました。
②思い切ってテーマを変更してみては?
せっかく「ペンにみえるけどペンじゃないもの」「ペンじゃなさそうでペンなもの」の現物にあたりをつけてあるのだからフィクションの記事にするのはもったいないのでは?とのこと。
(感想)当初送った記事はシュールを狙った(シュールを狙うことの是非は別)フィクションの記事で、「This is a pen」はシュールのための小道具だったためこのようなアドバイスをいただきました。
さらにノンフィクション記事の代案もいただきました。
「英語ネイティブの人に『This is a pen』って言ってもらいたい!」
という動機からペンを見せて実際に発音してもらい
「じゃあこれは?」「これは?」とどんどん微妙なものを見せて困らせちゃう、 というようなテーマなど。
これは私の元記事が英会話講師と生徒の話なので、その感じを最大限損なわないようにしてくれたアドバイスだと思います。ただ私には難しいと感じたのでこの案は使用していません。
③タイトルを変えた方がいいかもしれない
「This is a pen」をタイトルに入れることであるある要素(読者に自分にも関係あると思ってもらえる要素)を前面に出してはどうか
(感想)おっしゃる通り。
④記事の趣旨を早めに明らかにしよう
(感想)当初はルールがだんだん明らかになっていくことでのシュールさを狙って趣旨を書かないまま終わりましたが、その点も「ウケたい」場合は「まず読んでもらう」ことが大事なので早めに明らかにしましょうというアドバイスをもらいました。
私がアドバイスをもらった中で実践したのは上記4つです。
他にも私が「ウケたい!!!」と言っているので、ウケていくための長期的なスタイルの確立や認知の広げ方など、その点で成功している他のコンテンツの例などを交えながらアドバイスいただきました。
・長年の仕事で培った知見を教えてもらえて
・ただアドバイスするにとどまらず代案も提示してくれて
・私の「ウケたい!」という気持ちを真正面から受けとめてくれて
・長期的な視点でもやり方を考えてくれる
すごいサービスだと思いませんか?
そして最後にこう書かれていました。
しかし、あくまでこれは「ウケること」
を目的としたときの作法ですので、なにより自分でおもしろいと思うかたちで記事を作ることは忘れな いでいただけますと嬉しいです…。
記事がウケないことは悪ではないので。
個人的にはこういう会話劇は好みではありますし、ほかに好きな人もいるかと思います。
ほかほかじゃん…
愛情のこもったほかほかおにぎりじゃん…
そうして私は上記①~④のアドバイスを元に、自分にできる一番現実的な方法を考え、天野アマゾネスさんにお声掛けをしたのでした。
その結果がこちらでございます。
元記事「楽しい英会話」
ほかほかおにぎりクラブに送った記事がこちらです。これの供養も今回の目的です。
掲載を予定していたナンセンスダンスは割と短めのゆるい記事が多いので、意図的に短くしていました。
※写真の部分には「これを買って撮影予定(著作権の都合で)」みたいな文字を載せた通販の商品画像が貼ってあったので、修正後の記事から写真を借りた部分が一部あります。
「楽しい英会話」
登場人物紹介
Takashi
会社員。一児の父。勤め先が社内公用語を英語にするという噂を聞いて不安。
それがなくても何かと不安。
ミスター
隙あらば過去の罪を告白しようとしてくるので、
うまくかわすのがミスターと付き合う上でのコツである。
ここはとあるカフェである。
僕は月に一度ここでミスターに英語を教わっている。
今日は4回目のレッスンだ。
(やってくれたな)
※洗濯しみ抜きペン
<一時間後>
(ダメだ…。やっぱり僕には運がない…。)
(ここまで順調に出世してきていた。同期の中で課長代理になったのは僕だけだ。)
(会社が外資に買収されて社長が外国人になってからというもの、「英語が話せるやつ」が一番偉いような風潮…)
(僕はもう終わりか?英語が話せないことが怖い。英語が怖い。不安だ。)
(わからん…ペンにしかみえないが…)
(ミスターの表情でわかったりしないだろうか?)
(変わらんか…)
(完全に運ではあるが…)
(ツいてきてるんじゃないのか?)
(ツいてきてるんじゃないのか!?)
(これを最後にしないとそろそろ子供を迎えに行く時間に間に合わない…)
(どっちだ?)
(どうみても本物のキャンディではないが、かと言ってペンとは限らない)
(しかし、ここでペン型じゃない上にペンでもないものを持ってくるか?)
(ミスターの様子はどうだ?)
(あっちはあっちで勝負を決めにきている!?)
(ならば・・・)
よっしゃあ!!!
こうして今日のレッスンも終わった。
僕はこれからどうなるんだろうか?
英語を話せるようになるんだろうか?
会社でやっていけるのだろうか?
不安だなあ…
<終わり>
ペン対決で出てきたキリンの話
土曜日に出したこちらの記事(よかったら見てね)に出てくるキリンの話である。
このキリンだ。
これは互いに用意してきたものをペンかペンじゃないか当てあうゲームに使った。
対戦の前週くらいに雑貨屋のGEORGE'Sでたまたま見かけて「なんだかわからないけど今回のゲームにちょうどいい!」と思って手にとった。
ところで、店頭にあったのは実はキリンだけではなかった。虎とうさぎもあった。
こんな姿だった。
おかしいだろ。
キリンには必然性があるけど虎とうさぎにはないだろ。
こういう動物かなって思っちゃうじゃん。
ナッシーのアローラのすがたを初めて見た時を思い出した。
実際キリンだけ現品限りで他は残ってた。
正直キリンが売れてることにもちょっとびっくりはしたけど。
もしかして皆ペンかペンじゃないか当てるゲームをやるために買ったのか?そうでないとこれが売れてることに説明がつかない。辻褄があわないのよ。
そんなわけであからさまな記事の宣伝なんですが、よかったら読んでください。
よくなかったら読まなくても大丈夫です。無理に読んで心身に不調を来しても責任を負えないので…
本当はこの記事が出来た経緯なんか書こうかと思ったけど野暮なので今はやめておきました。そのうちまあいいかと思って書くかもしれません。
全然心配しなくてすまなかった
実家に住んでいた頃の話だ。当時父は50代半ばだった。
ある朝目が覚めて自室から出たら、ちょうど父が玄関を開けて入ってくるところに出くわした。顔は腫れておりアザだらけだった。
一応「大丈夫?」と聞いたら病院にはもう行ったらしかったので、じゃあいいやと思った。なぜ私がこんなに心配してないかといえば、「また」だからだ。「また」なんだ、すまない。「またなんかやったなこの人は」と思った。弟も起きて来たが、「父さんまたなんかやったの?」と私に聞いてきた。
父は荒っぽい東京下町育ち。若い頃の行状は聞きたくないから聞いていない。しかし私が子供の頃、お出かけしてもちょっと周りと揉めたり(口論で)とか、父の友人と何かと殴り合いの喧嘩をして帰って来たりとか、まあ荒い。私と弟はそんな父のもとで育ったが特に体罰を受けたことはない。母も暴力をうけていない。私が子供の頃を過ごした場所は父の育った東京の下町と違い、郊外の穏やかな地域だったので殴り合いの喧嘩を見たことはないまま大人になった。父がなんで人を殴るのかわからなかった。
私と弟がドン引きしたエピソードがある。父が50歳の誕生日の数日前に、友人と殴り合いの喧嘩をして帰ってきた時だ。もう50よ、父ちゃん。分別盛りもとうにすぎた頃よ。話を聞いてもなんで殴るのか全然わからなかった。「相手も殴ってきたし最終肩組んで帰ったから大丈夫」と言っていた。相手も父の友人だから荒い。向こうも50凸凹だ。この話以降、父は50過ぎてもヤンチャしちゃってるやつと言うことであまり尊敬していなかった。
そんな前提があっての冒頭の反応である。しかし、この時父は殴ってなかったそうだ。一方的に殴られたし、殴り返しちゃダメだと思って殴り返さなかったらしい。私は父に「殴り返しちゃダメ」という気持ちがあったことに驚いたが、同時に「どうせなんか挑発したんだろうな」と思った。
これが約8年前の話である。この8年間の間に私の倫理観も変わった。過去の行動がどうあれ、もしも挑発していたとして、一方的に殴られた被害者をこんなに悪し様に言うのは良くなかったなと反省した。
昨年実家に行った時、「このままじゃダメだって思うんだよ」と父は嘆いていた。父は発言も調子にのって不謹慎な事を言っては不快にさせることも多かった。しかしそれまでその事を省みてる様子はなかったので、父もアップデートしてるんだなと思った。このままアップデートし続けたら晩年は清いおじいさんになるかもしれない。しかし私のかかりつけの医師曰く、人間は老いるにつれ本来の人格が先鋭化してくるという。人格はデフォルメされていく。父のアプデと人格の先鋭化のどっちが勝つのか、あるいはどうブレンドされて行くのかは実際介護とかするかもしれないから気になるところだ。
とりあえず今言いたいことはタイトルの通り、ちゃんと殴り返さずに耐えたのに全然心配しなくてすまなかったということだ。ごめんよ。
ミスドの汁麺すするかすすらないか問題
いま私はある街のミスタードーナツの隅の席で飲茶の汁麺を食べ終わったところだ。本日の夕食である。
いま私が問題にしたいのはタイトル通りのことだ。
言うまでもなくミスタードーナツは基本的にドーナツ屋。ドーナツを傍らに喫茶したりするところだ。しかし飲茶も食べられるし最近はパスタもある。
パスタはいい。何も悩むことはない。
しかし、飲茶の汁麺はどうだろうか。
私は基本的に汁麺は全てすする。
蕎麦屋で蕎麦あるいはうどんをすする。
ラーメン屋でラーメンをすする。
食堂みたいななんでも扱っているようなところでも汁麺をすする。
ではミスタードーナツではどうだろうか?
以前、この店で同じように飲茶の汁麺を注文していつもどおりすすっていたが、途中で違和感を覚えた。周りの人達はドーナツと共にコーヒーなどを喫している。例えばカフェでずるずる…ずるずる…と聞こえてきたら若干不快ではなかろうか。ミスタードーナツは基本的にはカフェと同じだ。急に恥ずかしくなった。
そんな恥ずかしさを汁麺が目の前に置かれるまで忘れていたので今日も頼んでしまった。美味しかったという事しか覚えていなかった。今日は静かに食べたが、食べながらずっと考えていた。
この問題を考えるにあたって一つ確かめなければならない事がある。これは長くなるかもしれない。飲茶一つで長居しても何なので一度帰ることにした。
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帰宅した。
確かめなければならない事を確かめた。
ミスタードーナツの飲茶の大前提を確かめていた。一定の年齢以上の人はこのCMソングを覚えているのではないか。
『サンフラン♪シ·ス·コ·のチャイナ!タウンのヤ·ム·チャ♪』
この歌を歌う所ジョージの歌声を覚えてないだろうか?
そう、ミスタードーナツの飲茶といえば「サンフランシスコのチャイナタウンの飲茶」だ。サンフランシスコでは麺をすする文化はないだろう。目の前にあるのは日本の汁麺ではない。「サンフランシスコのチャイナタウンの飲茶」なのだ。そうなるとこれはすするものではないということになる。
しかし、ミスタードーナツの公式サイトを確認したが、今ではどこにもこの飲茶が「サンフランシスコのチャイナタウンの飲茶」であった気配がない。ミスタードーナツはサンフランシスコのチャイナタウンを捨てたのだ。
サンフランシスコでないならば、日本であるならば中国の汁麺はすする。
そうすると最初の問題に戻る。ミスタードーナツは基本的に喫茶どころである。やっぱりカフェで汁麺をすするのはスマートではない。気がする。
なんとなく汁麺はすすった方が美味しい気がするが、かと言って周囲の人を不快にさせてるかもしれないと思いながら食べるのは美味しくない気もする。
そんなこんなで結論は今のところ出ていない。周りの様子を見ながら食べてみよう。チラチラと。
ちなみに香る海老ぷりワンタン麺を食べた。
以前食べたときには、こうも容赦なくプリプリさせるかね…海老ワンタンを…と恐れ入ったものだが、今日はそうでもなかった。海老ぷりを美化しすぎていたのかもしれない。
でもスープも麺も美味しいのでまだミスタードーナツで汁麺を食べたことがない人は食べてみてほしい。量は少ないからおやつ感覚で食べよう。
「胸を小さくみせたい」とお悩みのFカップ以内の人はもしかしたらブラジェニックがいいかもしれない
小さく見えるブラ、ありますね。
あれが出たとき画期的だと一瞬思ったんです。
でも私が下着に出せるお金って全然ない。小さく見せるブラは高い。それはそうだ、小さく見せるという新機能がついてるんだから。
胸を小さく見せたいのに買えなくて悔しい。そう思っていた時もありましたが、ある時AMPHIのブラジェニックを店頭で手にとって、今までの思い違いに気が付きました。
ブラジェニック、パッドじゃなくてヒダで支えるんですよ。自然にホールドしてくれる感じね(正確にはパッド入ってるけどよくあるブラに比べてだいぶ控えめ)。
画像引用元: https://store.wacoal.jp/ft/bragenic/index.jsp
これを試着してみて私が今まで悩んでいた胸のサイズ問題、完全に見当違いだって気づきました。
「小さく見せたい」んじゃなくて「適度に見せたい」だったんだ…!
「変に大きく見せたくない」だ。
デフォルトで入ってるパッドで無駄に盛られるから無駄にデカく見えてただけで別に胸が特別デカいわけじゃなかった。
パッドを外せるのもあるけど以前店頭で「基本的には外さない前提で作られてます」と言われたし実際しっくりこない気がする。
ブラジェニック、別に裸では大胸じゃないのに服着たら大胸に見える悩みがある女性にはいいかもしれない。
公式サイトに「盛れる」って書いてあるところに申し訳ないけど決して盛れてはいない。いいんだ、そのまま盛れないでいてくれよ。盛れないブラもっと作ってよ。
丸一年くらい使ってるけど、サイズ感もいいし楽。パッドで圧迫されないから呼吸が楽。
ちなみにノンワイヤーというポイントについてはワイヤーの飛び出しがないという利点はあるものの、ワイヤーの代わりにしっかりした素材を使っているのでスポブラみたいな楽さはないです。
勝手にレビューしてるだけなのでこの記事で私にお金が入ったりはしません。
細菌感染元年に思うこと
インターネットは動画元年だそうですね。(昨年)
私はといえばバラエティ番組チックなごちゃごちゃした音声を聞くのがちょっと耳にうるさいので、YouTuber的なものは特に気に入っている動画しか見ていません。具体的にはオモコロチャンネルしか見ていません。
さて、世間は動画だ動画だと動画元年なのですが、私にとって2019年は細菌感染元年であり、率直に言って最悪です。大厄の昨年はどっちかというとハッピーでラブアンドピースな年だったのに後厄でこれか。油断ならんな。
最初は確か1月だったか。ノオト社主催の地味杯2018の佳作に入ったのでウェブメディアびっくりセールに同人誌を貰いにいく、その前々日だったか。ひどくお腹を壊した。胃も痛い。
もともと過敏性腸症候群持ちだからそれだろうなと思いつつ内科に行ったら炎症反応あるぞと言うことで抗生物質を貰った。あとドンペリドンという薬を貰った。「ドンペリだドンペリだ」とウケてしまった。私はこういう本当にしょうもない事で一人でウケていられる体質なので幸せだと思う。他人にはしょうもなすぎてムカつかれているかもしれない。
二回目。2月に高熱を出した。インフルエンザで高熱の中病院に向かい、倒れて打ちどころが悪くて亡くなった人がいるとニュースで知った直後だったので、元気な時なら徒歩3分のところにある病院のためにタクシーを呼んだ。
しかし一方通行などの都合上かタクシーの運転手さんがよくわかってないようで道を大周りにぐるぐるまわった末「あそこがその病院ですけどここまででいいですか?」と言われ徒歩2分かかるところまでしかタクシーが行けず無意味にも程があった。
病院では判定キットで「インフル…かなあ…?」くらいの結果しか出なくてタミフルをもらって帰った。
その翌日40℃出た。一人暮らしで40℃出たことある人はわかると思うが絶望感がすごい。寝ないと治らないけど寝たら死ぬかもしれないと思った。前日と同じ病院で血液検査したら白血球数多いし炎症がバリヤバだと先生は言った。嘘だ。先生はバリヤバとは言っていない。私の脳内ではずっと向井秀徳がバリヤバイと言っていただけだ。バリヤバな状況だったから。先生は単に医学的にとても数値が高い旨伝えてきた。
しかしこれで細菌の感染だとわかったので抗生物質を点滴されて処方もされた。
その後割とすぐ治った。抗生物質はすごいし細菌はバリヤバ。
その後も毎月腸炎だの副鼻腔炎だので抗生物質をもらい続ける日々だった。
腸炎は大事ではないけど大腸憩室炎というやつだろうとの話だった。
副鼻腔炎はアレルギー反応がでるけど何アレルギーかはわからない。
こんなに感染してると「こいつさては不衛生な暮らししてるな?」と思われていそうで嫌だ。
確かに部屋はめちゃくちゃに散らかっているが、身体の清潔と食品の衛生については人より敏感な方だ。大学の時そういうの少しかじったし。
そう思って大学の頃の食品衛生学の授業を思い出してみたら、全然覚えてないことがわかった。シガテラ毒しか覚えてない。しかもシガテラ毒を覚えてるの、家に母が買った「シガテラ」って漫画があったからだ。実質0知識だ。世の実質0円より余程実質0だ。
まあその後菌の培養とかして研究してたから滅菌とか菌を増殖させないとかは日常やれてるんだけど。
しかしなんでこうも覚えてないのだろう。この食品衛生学の授業、なぜか土曜日の一限に開講の必修科目、出席点ありという「なんで地獄になるのが予想できなかったんだ?」という設定だった。
私が通った大学はあまり民度が高くなく、講義室の後ろ半分はずーっと騒いでる連中に占拠されてた。なぜか出席点のない授業でもその連中の半分くらいは来て騒いでいたが、出席点がある授業はフルで来るのだ。やつらは土曜日の必修出席点ありに憤り殊更騒いでいた。
そして食品衛生学の先生は真面目にも奴らを黙らそうと試みていた。授業の1/3くらいそれだった気がする。そうなると私も「うるさいし1/3は説教の土曜日の朝にあるクソ授業」としか思えず、結果シガテラ毒しか憶えていないのかもしれない。
出席点って誰のためのものなんだ?真面目に出席してる人を評価するならそれこそ授業内容を反映したテストを作るのが一番だ。真面目に出席してなお落とすのはそれはそれでもう一回履修した方がいいだろう。
真面目じゃなくても出席はできる。なくなってしまえ出席点など。
細菌感染元年に10年以上前の理不尽を思い出した。
それはそうと細菌ってお祓いでなんとかなりますか?
遅刻
今日は人と待ち合わせをしてとある場所に行く予定があった。京浜東北線の大船方面にその駅はある。
集合は昼過ぎなので本来余裕で支度できるはずだった。しかし寝坊してしまった。「間に合いはするが余裕はない」状態になり、なんとか支度して家を出た。まあ、そうは言っても間に合いはする。そこはする。ご飯を食べる時間がなかったから駅のホームの売店でおにぎりを買ってホームのベンチで急いで食べた。ウィダーinゼリーにすればもっとスマートだったのに。トイレは我慢した。そういう我慢のツギハギで成り立ってる「間に合う」だが間に合いはする。
乗り換えの都合上最もスムーズに行ける車両の見極めのため乗換案内を見ていたら、秋葉原で京浜東北に乗り換える際に7分あることがわかった。
7分あればトイレに行けるのでは…?そう思って秋葉原に着いたらトイレに向かった。しかしここで選択を間違えた。
秋葉原駅には知る限り2箇所トイレがある。
一つは総武線千葉方面のホーム。ここはいつも空いている。しかし自分が今いるホームと逆だ。
それよりは改札階のトイレの方が近いのではないか。そう思って改札階まで降りた。しかしこの作戦は大失敗だと着いてすぐにわかった。土曜日の秋葉原駅の改札階の女子トイレ。並んでないわけないだろ。
すぐに引き返したが、「もしかしてトイレ行けるんじゃない?」と一度思ってしまったこともあり、「おい、トイレいけるんじゃなかったのか。おい」と膀胱が訴えてきているのを感じた。すまない。その件についてはホントすまない。ぬかよろこびさせてしまって…
しかし京浜東北のホームに着いてから朗報があった。京浜東北線が遅延しているというのだ。電車が遅延していたらもうどっちにしろ遅刻だし、遅刻の理由は「電車の遅延」になる。トイレ行こう。
総武線千葉方面のトイレに行けた。案の定ガラガラ。ここは休日は割とガラガラ。
そうして一件落着して京浜東北線のホームに戻ったらすぐに電車が来た。快速大宮行きとのアナウンスが聞こえた。慌てて乗り込んだ。車内はガラガラで余裕で座れたので、ゆったりと電車遅延で遅れる旨連絡したりTwitterを眺めていたりした。
少し経って「今どの辺だろ?」と車両のテレビジョンを見た。次は「上中里」だ。上中里…?わからないけど、快速と案内があったはずなのに各駅停車と表示されている。遅延の都合で各停になったのか?各停だと上中里に止まるのかもしれない。これは遅れが長引くな。
どのくらい遅れるのか調べて待ち合わせ相手に連絡しなければならない。乗換案内で再び調べた。なんかえらい時間がかかるぞ…おかしいな。電車は上中里駅を出た。
おかしい。乗換案内は大船方面へ乗れと書いてあり、自分が乗っているのは間違いなく大宮行きである…いや違うぞ
…大船と大宮って…逆なのか…
「アタマに『大』がつく」としか認識できてなかった…
結局王子駅から引きかえし、待ち合わせ相手に謝罪の電話をかけた。もうここまでくれば笑い話だ。とは言え申し訳なかった。謝罪に謝罪を重ね先に行っててもらった。
普段利用しないから気づかなかったけど、京浜東北線、大宮行きと大船行きが逆ってなんかずるくない?
こういうこと言うやつが居るから新横浜北駅が北新横浜駅になったりしていったんだな。
今はまだ負けを認めたくない。